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暗愁という考え方

2009/10/09

こんにちは。松原です。先日新宿の京王プラザホテルで行われた五木寛之さんの講演会に行ってきました。「こころの風景」と題された中で五木さんが話されていたのがこの「暗愁」という言葉について。聞き慣れない言葉ですが、広辞苑にも掲載されており五木さん曰く「どこからともなく現れる暗い気分」とのこと。平安時代に中国から伝わったと思われるこの言葉は明治時代に流行語のごとく一般に使われるようになったそうです。そこ暗愁という言葉がぱったり使われなくなったのが終戦直前のことのようです。

戦後の日本人は「泣く、惑う、憂う、悲しむ」といった感情について、マイナスのイメージを持ってしまっているようですが、それが現代の心の荒廃を生んでいるのではないか、とおっしゃっていました。確かに、悲しい事があってもきっと口を結んで歯を食いしばって頑張る事が美徳であると教わってきた気もしますし、私自身もそういった考えを持っていました。

ただそういった頑なな心は想定以上のストレスを感じてしまうと折れてしまいます。「悲しい時、辛い時無理に頑張ろうとせず、それを受け入れた上で柳のようなしなやかさでそれを受け流す事も大事なのではないか。」そんな五木さんの言葉が胸に響きました。